中3の時点で「大学に行くのか、行かずに就職するのか」これを決めるのは難しいことかもしれません。多くのお父さんお母さんは「高校に行ってからゆっくり自分の道を探せばいいよ」と考えているのではないでしょうか?
でも、ここで一度立ち止まって、ゆっくり考えてみてください。
ざっくりとした割合でご説明すると、高校受験する中学生は100%、そのうち50%は大学受験をしません。就職や専門学校への進学が半数いるわけです。
ということは、高校受験の上位半数だけで大学受験を戦うことになるわけです。トーナメント戦でいえば、1回戦(高校受験)で勝った(上位半分に入った)生徒が2回戦(大学受験)を戦うことになるのです。
さらに言えば、高校受験を回避して中高一貫校に入っている生徒が、シード選手のような立場で参戦してくるといえば、想像しやすいかもしれません。
では、高校受験で上位50%とはどういう立ち位置なのでしょうか?
それは、偏差値50です。
ここで最初のお話に戻します。
一番危険な進路は、「高校に行ってからゆっくり自分の道を探せばいいよ」と言っている偏差値50以下の生徒なのです。
これは、「1回戦で負けてもいいから、2回戦のことは負けた後にゆっくり考えればいいよ」と言っているということなのです。
1回戦で負けた選手に2回戦はないのです!
ではどうすればいいのでしょう?
中3のこの時点、特に夏休みを大いに利用して、まずは偏差値50をとることを考えましょう。
特に主要3教科の英語、数学、国語でこのラインを突破できれば、目の前の高校受験の戦い方が変わるだけではなく、3年後の大学受験でも戦うチャンスを残せることになるのです。
Originally posted on 2021-07-07 @ 12:00
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