【高校受験】夏休みに偏差値50を確実にしよう! 英語は文法事項を総復習しよう!

中学校の英語の教科書を開いてみてください。

文法用語の少なさに驚きませんか?
塾に通っている生徒さんは、「be動詞」「一般動詞」「受動態」などなど、文法事項に分類して、さらには「主語」「動詞」といった文をつくる成分を理解しながら英語を学習してきています。

教科書に全くそういう記述がないのかというとそうではないのですが、「日常生活で使われる英語」「会話で使われる英語」に重きを置いて例文等が作られていて、登場人物の会話が中心となっているのが教科書の特徴です。
これは「中学・高校で英語を学習しても会話できない日本人」を脱却するために数十年前から取られている方針だと思います。
このような教科書を否定するつもりはないですが、目標を受験に置いたとき、文法事項に重きを置かない学習方法は効率的とは言えないと思います。

また、中学で学ぶ文法事項は仮定法と分詞構文を除けばほぼ全範囲の基礎を学ぶことになります。

中学3年生の夏の時期に文法事項が整理されていないことは、高校受験で不利になるばかりでなく、3年後に控えている大学受験でも大きなハンデになってしまいます。
なぜなら、英語を受験科目にしない大学はほぼないからです。

特に塾などに通っていなかった中学3年生は、夏休みの間に参考書等を利用して、

・中1~中3の教科書のどの部分がどの文法事項に対応していたのか
・この文法事項を学習する中で覚えておかなければならないことは何なのか
・基本事項として覚えたことの例外がどうなっているのか
・例外の見分け方はどこにあるのか

などをきっちり整理する必要があります。

これを独学で行うには大変な苦労と努力と時間がかかると思いますので、良い指導者を見つけるか、スタディサプリなどを利用することをお勧めします。

Originally posted on 2021-07-10 @ 12:00

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