北海道大学 整数

問題

n^2+n+14が平方数となるn(自然数)をすべて求めよ。

ヒント

中学で習った和と差の積a^2-b^2=(a+b)(a-b)は、大学受験でも使います。

解説

与式が平方数となるということなので
n^2+n+14=m^2とおいて左辺を平方完成する。
(n+\frac{1}{2})^2-\frac{1}{4}+14=m^2
これを和と差の積の形に整理すると
m^2-(n+\frac{1}{2})^2=\frac{55}{4}
(m+n+\frac{1}{2})(m-n-\frac{1}{2})=\frac{55}{4}
(2m+2n+1)(2m-2n-1)=55
55の約数は、1,5,11,55しかなく、またnが自然数であることから(2m+2n+1)>(2m-2n-1)がいえるので、2m+2n+111,55のどちらかであり、その時の2m-2n-15,1である。
それぞれの組で連立方程式を解くと
n=1,13

Originally posted on 2021-06-27 @ 14:54

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