英語が得意だから
外国語に興味があるから
文系の大学入試に有利だから
高校入試で外国語科を選ぶ理由はさまざまですが、この夏の時期にちょっと立ち止まって考えてみましょう。
理数科でしたら、
数学・理科が得意だから
数学・理科に興味があるから
理系の大学入試で有利だから
という理由での進学志望に「ちょっと待って!」というつもりはありません。
これには理由があります。
理数科には…
文転という逃げ道がある
理数科は普通科より偏差値が高い(選択肢が広い)
つまり、理数科は「普通科プラスアルファ」の選択なのです。
一方、外国語科はどうでしょう?
大学受験は文系しか選べない
英語を武器にするしかない(英語ができるのは大学受験では必須)
普通科より偏差値の低い外国語科もある
高校受験で学力が相対的に見て低い生徒に「少なくとも英語だけは」という教育方針の外国語科もあるということです。
そんな外国語科を単に「英語がほかの教科より得意だから」という理由で選んでしまうと、
英語すら大して武器にならない受験生(他教科は言わずもがな)
になってしまうかもしれません。
そうならないためには、上位の外国語科併設高校を目指して頑張るか、他教科も努力して普通科に進学したほうが、大学受験に焦点を絞ると有利なのではないでしょうか?
Originally posted on 2021-08-04 @ 12:00
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